はなこの暮らし工房

ガーデニング、絵手紙、絵遊び、昔は料理が趣味だった主婦の日常生活

「ブリューゲル展」を見に行く

東京都美術館で始まったばかりの『ブリューゲル展 画家一族150年の系譜』を、見てきました。

チケットと東京都美術館

201801ブ―ゲル展1  201801ブ―ゲル展2

今回展のパンフレット

201801buryu-Geru4 201801ブリューゲル5

開催されたばかりなので混んでも無くて、思い切り目の前で見ることが出来てよかったです。

昨年6月だったか、やはりここで「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル『バベルの塔』展」が開催されたのですが
それには行きませんでしたから、今回の150年に及ぶ4世代の画家の一族(父、子、孫、ひ孫)の
ブリューゲル一族展をゆっくりと。

16世紀から17世紀にかけてブランドル(現在のオランダ)で、活躍した画家を多く出した一族の
展覧会で
偉大な父の絵も多く模写もされて代々に画家という職業が続いたということですので
私も絵を見てこれは誰が描いた絵とだは区別が出来ません。

初期には宗教画を、その後風景画を好んで描いた人、農民を多く描いた人、花のブリューゲルといわれるヤン1世
楽園のブリューゲルと言われた人など、さまざまでした。

一家に娘がいた場合は、父(画家)の師匠に嫁いだ人とか、画家としての環境にあったということですが
今でいえば世襲ということなのか?
それも才能が無いと出来ないことですね。

わずか葉書大のサイズに描かれた広大な風景には驚きました。
この展覧会には、単眼鏡を持っていったらいいかもともありましたが。

一部写真撮影がOKというフロアもありました。

あまり手紙も書かないのですが綺麗だな~とか思って、買ってきた絵葉書です。
昆虫、こうもりや蝶などの絵を描いた、ヤン・ファン・ケッセル1世は時間さえあれば庭や森で
こういう絵を描いた人だったそうですよ。
楽しかったでしょうね。

201801ブ―ゲル展3

今回は疲れなかったので、足を伸ばして上野界隈も少し歩いて帰ってきました。
インフルエンザが流行しているので、電車に乗るのはちょっと嫌でしたが、割に暖かい一日で
まず今年一回目の展覧会巡りでした。








晩御飯  赤魚粕漬け 肉じゃが ホウレン草お浸し コンニャク出し煮 
晩御飯 焼き鳥 めかぶ新玉葱和え 肉じゃが残り物 
20180127晩御飯 20180130晩御飯



 [ 2018/02/06 00:00 ]  美術館 | TB(0) | コメント(4)

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」 「REALISM 現代の写実」を見に行く -2

20171208現代のリアリズム展1 パンフレット

大雑把にさっさっと描いたような絵も好きですが、リアルな絵は大好きです。
画家と同じ場所にすぽっといるような臨場感を感じます。
今回は、比較的若い画家のリアルな絵が展示されていました。

20171208現代のリアリズム展2 パンフの中一部

リアルは視覚を超えて、向こう側にそれ以上のものがあるような気配がするので、見ていると
驚きと興奮です。

陶器の器のその質感と、落ちたらどういう割れ方をするというようなものまで想像させます。

柔らかな肌の質感と、絵の対象物が今にも絵の中から出て来るような動きを想像させます。

リアルに描かれた野原の草が、風が吹いたら、たなびき、草がすれ合うような音を
発するのではないかと錯覚さえ覚える絵。

抱かれた小さな子供が、そこから出たくて、こちらが手を差し伸べたらこちらにやってきそうです。


隣で見ていた、モダンな服装の熟年のカップルの女性の方が「ねぇ、ねぇ、これってどうやって描くの~?」と
連れの男性に問いかける声が聞こえて、はっと我に帰るほど引き込まれていました。

描かれた絵が精巧で、精巧過ぎて、これは今なのか現実なのか・・・という不思議な感覚でした。



上野の公園はいくらかまだ紅葉が残り、高く伸びた木が透けた空にレースを広げたようです。

20171208美術館

午後には、にわか雨が降るかもしれないという予報で薄暗く、夕暮れも早いだろうと
早速に帰ることにいたしました。

20171208gohhotenn

あぁ、楽しかった今年最後の美術館巡り。



 [ 2017/12/15 00:00 ]  美術館 | TB(0) | コメント(0)

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」 「REALISM 現代の写実」展を見に行く -1

20171208ゴッホ展チケット チケット  20171208ゴッホ展パンフ パンフレット

12月も押し迫らぬうちにと先週末、上野、東京都美術館で開催中のゴッホ展を見に行ってきました。
最近6年くらい前からゴッホへの研究は、うんと進んだそうです。
どこの展覧会へ行っても、何点かゴッホの絵は見ることがあるくらい更に有名な画家
になりましたね。

ゴッホと言えば画家としては短い生涯(画家になると決心してから10年)と、ヒマワリや
強烈な生きざまが思い起こされますが
そういう中にも、今回はもう少し掘り下げたゴッホを見ることができたかと思います。

ゴッホにとっては日本は創意の源であり、夢にまで見た理想郷であったというのです。
南フランス、アルルに住んだのも風光が日本に似ているという想いだったとか。
時代は調度、日本のジャポニズムの流れが入っていった頃。
強い関心と憧れを抱きながらも、若くして人生を閉じてしまいましたが
没後、日本からのゴッホ巡礼をする人も多く、ゴッホの絵を保存していたガッシュ家(ゴッホの主治医)に
250名余近くの日本人の芳名録が残っていたという。

日本にゴッホの絵が知られるようになったのは没後20年後のころ、文芸雑誌「白樺」に
ゴッホの記事や作品の複製図版が掲載され、武者小路実篤らが紹介していったとか。

今回は、国立西洋美術館で開催中の北斎・ジャポニズムとリンクした内容だったところもあった。
今まで私が見たことのない、いい絵も展示されていて、ちょっと釘付けになりました。
「サントマリーの海」や「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」「林の中のふたり」など。

パンフレッドの自画像は、ゴッホ最後の作品の「自画像」。
表情は決して明るい感じではないが、パレットの上にひろげられた絵具は明るく多彩な色。
筆の描き方も点描。(時代を感じます・・・)

こちらは入口にあった屏風。

20171208ゴッホ屏風

この花魁の絵も、とてもいいですね。私は好き。

よく結婚する若い二人に、「お相手のどんなところに魅かれましたか?」という、レポーターが質問しますが
たいてい男性の方は、「どこかな・・・?」と理由がこれと言って見つけられない光景を見ますが
私も、ゴッホに関しては、どうして好きか理由が分かりませんが、若い頃からゴッホの絵には
魅かれるところがありました。

自意識の強いうんと若い頃は、美しい絵や綺麗な絵が沢山ある中で、中々「ゴッホ(の絵)が好き。」と
言えませんでしたが
なぜって、それはやはりゴッホの生き方に特異なものがあったからではないだろうかと思います。



同じ東京都美術館の他の展示室で開催中の、「REALISM 現代の写実」も見てきました。




 [ 2017/12/13 00:00 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)

「北斎とジャポニズム展」を見る

北斎とジャポニズム展1 北斎とジャポニズム展2

もう10日くらい前のことですが、上野の国立西洋美術館で開催中の「北斎とジャポニズム展」を
見てきました。

お昼前に入ったのですが、チケット売り場も行列、鑑賞も行列でした。
どこかの小学校高学年生が勉強で見に来ていました。
この頃、日本画はちょっとしたブームのようで、若沖のように最後の最後まで混雑で
見れないこともあろうかと、早めに出かけました。

北斎とジャポニズム展3 ロダン作の像前で


展覧会は北斎の絵がどれだけ西洋の画家に影響を与えたか、愛されたかに焦点が
当たっていました。(興味深く受け入れられたか)
西洋の画家が影響を受けて描いた絵と、北斎の絵が並べられて展示されていて、中々興味深く
面白かったです。

時もおり、西洋では今までの描き方に飽き飽きしていたという変革の時期に
北斎の絵が西洋に入って行ったのです。
初めは、鎖国が開いた時(1854年)に貿易商が持ち帰ったと、その後は、外国語が達者な日本人によって紹介された(?)
西洋で見られた日本趣味・日本文化の流行をジャポニズムと呼びました。


ですから、浮世絵の遠近法や、はっきりした輪郭、手前の物を大きく描く描き方など
とても新鮮だったようです。
(西洋画はそういう描き方はしなかった。)

モネは自宅のリビングに75数余の北斎画を飾ったとか。
ドガ、モネ、メアリー・カサット、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌ、モロー、ボナールなどに強く好まれたようです。

それまでの西洋画には無い技法や描き方が、北斎の絵(や、日本の浮世絵)にはあったということでしょう。
ちょっとしたブームだったことが伺えました。


この秋、上野は見どころ満載です。
いつもの通りJRの駅からは人がなだれのように出てきますし、
来月は、お隣の東京都美術館で開催中の「ゴッホ展」と同じく美術館で開催中の
「現代の写実」展を見て、今年の美術館へお出かけの見収めにする予定です。

パンダの赤ちゃんも12月に公開されるようですが・・・・美術館も動物園も同じ上野公園内とはいえ
一日にそんなには欲張れないと思います。








 [ 2017/11/22 00:00 ]  美術館 | TB(0) | コメント(4)

「浮世絵に見る子どもたちの 文明開化」展を観る

「浮世絵に見る子どもたちの 文明開化」展1

こちらは本当に可愛らしいチケット。

「浮世絵に見る子どもたちの 文明開化」展2

市の版画美術館で、「浮世絵に見る子どもたちの 文明開化」展を開催中でしたので、
私達の水彩画展もこの美術館の市民展示室で開催中だったので、ちょっと覗いてきました。

改めて、文明開化という時代がどんな時代だったかを、再認識できた気もしました。
西洋の影響を受けて、社会そのものが変化し、人々のくらしが生き生きと描かれていました。
遊びにも、暮らしにも、学びにも・・・・。
版画の美しい線で刷り出された絵は、色も美しく(特に赤、青、緑の色)、当時の大人の
子供たちへの眼差しにも、今と変わらぬものを感じました。

しかし展覧会はガラガラで、勿体ない気がしました・・・。





こちらは、別部屋で開かれていた私達の水彩画展の搬入を終えた時の写真です。
写真は展示品の半分くらいが移っています。(64点位?)

20171011suisaigatenn

素敵なポスターを4枚も描いてくださった方の絵や、先生のすてきが絵も展示されたのですが
ネットへのアップの許可を取っていないので、ほんのさわりの写真のみです。

毎日降り続くこの雨はなんでしょうね?
夏の服の片づけや入れ替えも終えられず、そして家の行事や医者通い、また今度の日曜には
選挙投票もありますので
慌ただしい日々で、PCからも遠ざかっていました。
まだ暫く、慌ただしい日々ですが自分の備忘録の記録だけ。






晩御飯  カツ丼 サラダ ジャガイモアンチョビ焼き
晩御飯  豚生姜焼・添え野菜 根菜煮 ヒジキサラダ
20171012晩御飯 20171013晩御飯

 [ 2017/10/19 11:20 ]  美術館 | TB(0) | コメント(2)

「ボストン美術館の至宝展」を見る 

暑い暑いと言って家ばかりで過すのも、運動不足が気になって来ています。
このところの曇りが続いた日に、上野の東京都美術館で開催中の「ボストン美術館の至宝展」を
見てきました。

20170818ボストン美術館の至宝展チケット1

このチケットにある、ゴッホの「郵便配達人・ジョセフ・ルーラン」とその妻の自画像は
もともとゴッホ好きにはとてもいい絵ではなかろうか?
ルーラン夫妻はゴッホがアルルで暮らした時のご近所の夫妻で、ゴッホを陰ながら支えた人たち
と言われる。
郵便配達人の絵からはゴッホの健康が良い時代に描かれたであろうことが、絵から伺うことが出来る気がする。
婦人の方の絵は、あの耳切り事件の2年後に描かれたもので、その時代も夫妻はゴッホを支えたという。


20170818東京都美術館 東京都美術館

さて前後しますが、ボストン美術館のコレクションは世界屈指の世界有数の規模と質を誇るそうで
でも、ボストン美術館は政府の補助援助も受けず、建設の時から、市民が10セント、20セントと寄付をして
またお金持ちの個人コレクターや企業が支えて1870年に設立された美術館だそうです。

日本の絵画や浮世絵などもこの美術館が世界で一番保有しているそうです(知らないことばかり。)

明治に海を渡った江戸時代の曽我蕭白(そがしょうはく)の「風仙図屏風」は、多分どこかで見たことが
あると思いますが、勢いとユーモラスがあって、中々興味深かったです。

他にもモネの睡蓮(モネは何枚も睡蓮の絵を描いたがその内のひとつ)やドガ、ミレー、ルノアール
セザンヌの洋画など。

この日、印象的だった絵は、シスレーの「卓上のクルミ」、アンリ・ファンタン=ラトゥールの「卓上の花と果物」
ミレーの「洋ナシ」などの巨匠の静物画が気になってよ~く見てきました。


次に東京都美術館では、「ゴッホ展」、「ブリューゲル展」などいろいろな展示がありますが
次に楽しみなのは、「REALISM 現代の写実」が気になるところです。

お隣の国立西洋美術館では今、「アルチンボルド展」をやっていて、混雑してたようすで
こちらも見たかったけれど、パワーが足りずふたつは無理でした。

また、上野恩賜公園は一年中、人で賑わっています・・・・。
どうしてこんなに人が多いのか・・・・なんていつも思ったりして。








晩御飯  栗ご飯 新秋刀魚 冷豆腐 茄子としし唐の炒め
20170824banngohann

記事と晩御飯はその日とは限りません。
いつも最近の晩御飯です。

 [ 2017/08/26 00:00 ]  美術館 | TB(0) | コメント(3)

「川端 龍子展」 を見に行く

灼熱の夏日が少し隠れた雨の日に、川端龍子(1885~1966)展に出かけてきました。

20170726龍子展1

パンフレット。

20170726龍子展2 20170726龍子展3

いささかなスケッチを自分ではじめると俄然、現代日本絵画が面白くなってきました。
川端龍子は、今年2月に見に行った展覧会の、「青龍社の女性画家 小畠鼎子」の師匠です。

龍子は既存の絵画の集団から離れて、健剛なる芸術の創造を唱え「青龍社」という画家の集団を
立ち上げました。
この画家名になったわけとか、作品に何を込めたかというところを知ると、絵は断然に面白く
なってきます。
生きた時代の社会情勢や時代を反映して描かれる絵を、今に見るということに興味を持って
絵を見てきました。

牡丹の花を好んで描いたそうです。
池の鯉の絵も、今にも動き出しそうで素晴らしかったですが、私は、“爆弾昇華”と題された絵が
今回は印象的でした。
戦争の終わる二日前、自宅の庭に爆弾が落ち、その情景を庭の花や野菜にこめて描いた絵です。
34歳の時の作品です。

若い頃には挿絵を描いていたとそうですが、なにか、おぼろげに、私が幼い頃に家にあった
雑誌のこんな絵を覚えています・・・
少年少女の雑誌だったか、すごろくやカルタだったか・・・・

展覧会に飾られる絵はどれも超大きくて、それは龍子が“会場芸術”と呼び、
それまで、依頼されて描く一部の人のための絵では無く、一般の人たちにも絵を見てもらおうと
展覧会のための絵を描いたということです。
大きいので、迫力があります。

朝9時から~夜9時まで広いアトリエで絵を描いたそうですが、口数は少なく無口だったそうです。
家庭人としては子供や家族には愛情がとても深く、また動物好きだったようです。
孫娘が描いている側でバク転をしても、とがめる風でも無くまた、犬が作品の上を歩いてしまっても
驚く風ではなく、片づけていたそうです。
逸話から、お人柄が見えました。

住まいのあった大田区には現在、「区立龍子記念館」があり、11月3日~も没後50年の企画展があります。
その時には、横山大観や川合玉堂の絵も展示されるそうです。
日本美術院時代に龍子と親交があったのです。



 [ 2017/07/31 00:00 ]  美術館 | TB(0) | コメント(6)
旬の花時計
プロフィール

はなこ

Author:はなこ
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東京都在住
庭で咲いた花、手作りしたもの、毎日の生活のひとコマを綴ります。
自分の為の備忘録。

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