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はなこの暮らし工房

ガーデニング、絵手紙、絵遊び、昔は料理が趣味だった主婦の日常生活

「ゴッホ 永遠の門」 映画を見る

201911ゴッホ映画

写真はネットからお借りしました。
「ゴッホ 永遠の門」の映画を見てきました。

結局のところ、映画を見ても新しい発見は私にはなかったように思う。
私は映画に詳しくないので分からないが、ゴッホほど、映画になった画家は他にいるのだろうか?

短い不遇の人生。
ゴッホは画家だし、ゴッホの絵も人もどう見るかは鑑賞者それぞれでしょうし。

私は映画俳優についても、全く分からない人ですが、ゴッホ役の俳優ウィレム デフォーが
もうゴッホそのもので、錯覚しそうでした。

ゴッホには本当はもっと長く生きて、北斎みたいに長生きして、もっとたくさんの絵を描いてほしかったと
思います。
画家人生10年で作品850点も描いた。
ゴッホは、描かずにはいられなかったのでしょう。

以前には分かりにくかったように思う、「月星夜」や「夜のカフェテラス」の絵もゴッホらしくて
わたしは好きです。

最晩年に描かれた画もあんなに力強かったのにと思うと
何故あんな最後だったかとまた、ゴッホについてぐるぐる回りして
結果、映画を見ても目新しいこともなくて変わらなかった感がしました。

弟のテオもなかなか偉い・・・自分の人生以外に売れない画家の兄の生活を生涯支えるなんて。

ゴッホがテオに出した手紙の本もあるが、機会があったら読んでみたいと思いました。



 [ 2019/11/17 00:06 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)

「ゴッホ展」を見てきました。

20191024ゴッホ展1

20191024ゴッホ展

上野の森美術館で開催中の「ゴッホ展」を見てきました。
楽しみにしていたのは、“いわゆるゴッホの絵”と言われる以外の、あまり表に出ていなかった
ゴッホの絵の数々です。

今や世界中で人気のゴッホの絵を集めて展覧会を開くのは至難の業で、世界各地にある
ゴッホの絵所蔵の美術館から一堂に中々借りることが出来なかったというわけだそうですが
今回はゴッホの絵が40点余り展示されて、また、その時代のつながり、関連があった画家たちの素敵な絵も
一緒に展示されて、中々良い展覧会でした。

昨今のゴッホ人気を物語るかのように、平日でしたがとても混んでいました。

今回初めて見る絵を見ても、やはりゴッホは素晴らしい画家で、今に伝えられるにふさわしい画家だと強く私は思いましたが
特異なゴッホの局面ばかりがクローズアップされて伝えられて来た
ようにも思えます。

確かに…確かに・・・類まれな出来事も確かにありますが・・・。

多くは独学で絵を学んできた努力家であり、身近な農民画家としての時代の眼差し
駆け出しのころ影響を受けた灰色画とも呼ばれるハーグ派と、後期パリやアルル時代に影響を受けた
印象派の絵は、描き方も色彩も、筆のタッチも違って、興味深い。

最晩年の療養院で描いた絵は、私にはとても力強くまた、病んでいるようには見えない作品のように
見えました。
「サン レミ療養院の庭」「薔薇」そして「糸杉」。
どれも、明るさや力強さも感じます。
これらはいわゆるゴッホの絵の数々ですね。

ただ生前、売れた絵は一枚のみ・・・・。
絵を売って生活しようと志した人にとってはこれは深刻なことの一つであるはず。
ゴッホの生活を支えた弟のテオもゴッホの死後、6か月後にはこの世を去ったというのですから
ふたりとも、短い一生でしたね。

20191024ゴッホ展3

絵にもその不運にも、短くも情熱的に描いたそのものに惹きつけられるゴッホという画家。
ゴッホを思うとき、明るいとか華々しいものとかは思い起こすことは
難しいですが、数多くの確かな作品から短くも懸命に描いた足跡に感動を覚えます。

11月に入ると、ゴッホの映画 『永遠の門 ゴッホの見た未来』 も、公開されますので
そちらも楽しみです。


 [ 2019/10/27 00:00 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)

「円山応挙から 近代京都画壇へ」展 を 見に行く

20190913美術館1 パンフ

20190913美術館2

9月初中旬の頃、東京芸術大学大学美術館で開催中の「円山応挙から 近代京都画壇へ」展 を
見に行きました。

「円山応挙から 近代京都画壇へ」展 ←クリックで。

もしかすると、日本画の出発点は応挙の頃だったかもしれない・・・。
写生画という観念がこのころからこぞって迎え入れられたようです。

大乗寺襖絵も気品の溢れたものであったが、動物や植物の身の回りにあるもののスケッチ帳が
巻物で展示されていたが、わたしにはそれが大層気に入った。

それは応挙が、「目の前にある対象物をよくよく見て、写生をしなさい。」という教え、
「そうすれば、後のことは自ずからついて来るもの。」とし、それは応挙の数々の写生で
丁寧に描かれたお手本帳ともいえるものでした。

その写生された個々のモチーフは、
身近にある沢山の花や動物で、今、絵を勉強する人たちにとっても大いに参考になり
その教えの志には、励まされるものがありました。

何でも、どの道でも、尽きるところは、こつこつと丁寧に一生懸命にやっていくということのほか無いように
思ったものです。
これを分かったら、この展覧会を見に行った価値は大きいと思って、いい気分で帰ってきました。


↓ここは東京芸術大学の何門なのでしょうか?
初めて訪れた美術館を探しながら上野公園の一番奥で、このポスターを
見つけて、思わず写メしました。

東京藝術大学大学美術館1

展覧会を見終わってから、一般の人も芸大の食堂を使うことが出来るというので、私たちも
もしかすると将来の名高い画家もここでランチをするかもしれないと、ちょっぴりミーハーなワクワクを感じながら
お昼の休憩をして帰ってきました。


先月29日で東京での展覧会は終わり、京都美術館でまた開催されるようです。
日本画はいいですね。
何処に行ってもシニアが多く、展覧会も混んでいました。


 [ 2019/10/01 00:00 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)

展覧会をはしごして・・・

大きな行事を終えた後、暫く行っていない「美術館に行こう!」と、いう気持ちになりましたので
出かけました。

NHK首都圏ニュースで、「東京2020オリンピア-ト傅益瑶日本の祭り絵展」が開催されているというので
見に行ってみました。

201908日本の祭り展パンフ1

展示絵は約100点あったのですが、日本人なら聞き覚えのある日本の祭りばかりでしたので
親しみを覚えました。
中国生まれの女性画家、傅益瑶(フ・イーヤオ)さんはNHKの放送で時々見ますので
知っていました。

お父上様は中国では有名な画家だそうで、傅益瑶(フ・イーヤオ)さんは以前の日曜美術館でも水墨画で
紹介されたこともありました。

201908日本の祭り展パンフ2

左は博多祇園山笠

201908日本の祭り絵展1

これは徳島・阿波踊りかな。
どの絵も躍動感がすごいですね。

201908日本の祭り絵展2

絵の中の踊っている人の顔が面白い。
でもどの人も、目が中国の京劇を思わせるつりあがった目。

201908日本の祭り絵展3

画面が何となくモノトーンぽく感じると思っていたら、背景の下地を墨で描いてから日本画の絵の具で
絵を描くそうだ。
日本人が描く絵とは、ちょっと違った感じでしたね。

201908日本の祭り絵展4

一つの絵に1300人もの人を描いた絵もありました。すごいね。
御柱祭りの絵などは、勢いと舞い上がる粉塵も感じられるようでした。





さて見終わってから、池袋まで来たのだから、体力はもう少し大丈夫と思ったので
ランチをしてからJRで上野へ。
開催中の「松方コレクション展」を観に行きました。

20190815松方コレクション展チケット

この日は曇りがちの日だったとは言え、入場は30分待ちでキツカッタ~。
一年中混雑の上野公園ですが、夏休みとあって、子供、学生も多くて・・・・ここへ来て9月になってから
来ればよかったかも・・・と思いました。

上野国立美術館201908

クリックで⇒ 松方コレクション展

パンフレットをもらってこなかったので、ネット検索したらこんな記事も見つかりましたので参考に。

クリックで⇒ 松方コレクション展・見どころ・・・

展覧会は写真は禁止で随一、傷んだモネの絵を修復したこの一枚のみが、撮影OKでした。
国立西洋美術館に寄贈されたモネ《睡蓮、柳の反映》が現存部分の修復を経て、初めて公開されて
いました。

モネの絵・・修復

展示してある絵は、今までにも何回も見たことのある絵でしたが、これらの絵が60年以上前に
神戸の造船会社社長であった松方幸次郎によって膨大の数の絵が収集され、
時代の大きな運命に流されながら、買主のもとへ帰ってきたという歴史を知りました。
そしてフランスから日本に返すにあたり、ちゃんとした美術館が無ければ帰ってこなかったということ。
それが一つの条件だったという。
そしてコレクションの一部(375点)は戦後、日本へ「松方コレクション」として返還されました。
これを保管展示するための美術館として1959年に国立西洋美術館が設立されたということなのですね。

それにしても一万点を超す収集した絵があったとは驚き。
すごい財力!

ゴッホ《アルルの寝室》はやはり何時見ても、傑作!と思いました(ゴッホ好きなので)。
短い画家生命の中でも一番生産的な時代に描かれた私のお気に入りのゴッホの絵の一枚です。
アルルで、ここで絵描きとして出発するんだという希望がこの絵に出ていると私は感じます・・・・。

常設展も見たかったのですが疲れて来ましたので、もぅ、帰ることにしました。






晩御飯写真が溜ってしまいました。
8月16日晩御飯
20190816晩御飯

8月17日晩御飯
20190817晩御飯



 [ 2019/08/18 00:11 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)

「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」を観る

この記録は平成のときの日の記録です。4月24日のことだっただろうか。

201904ウイリアムモリス展1 201904ウイリアムモリス展3
チケットとパンフ。

昔からウィリアム.モリスが好きで、今回も展覧会があるというので楽しみにしていましたので
出かけてみました。
多分モリスの展覧会を見るのは3回目です。

ウイリアムモリス展4

19世紀前は、こんな美しい壁紙は市民の家には手の届かぬものでしたが
19世紀後半になり、産業革命後、中産階級の生活にも段々と潤いを見せるようになりました。
が、大部分は大邸宅用の壁紙で、タイルなどもこのころから多く作られるようになったようです。

201904ウイリアムモリス展2

モリスは、自宅の庭に咲くひなげし、なでしこ、バラ、キク、アカンサス、ブラックベリー、などを
幾何学模様にしたり、柳の枝さえも美しい壁紙の柄に作り上げました。

「部屋に何を置くにしても、まず、壁紙をどうするか考えよ。
壁こそが本当の住まいにするからだ。」と、言いました。
そこのところはとても西洋的なのですが、19世紀の西欧にインパクトを与えた”ジャポニズム”の
影響も大きくあったようです。

「家の中は、美しくなくてはならない。
役に立つかわからないもの、あるいは、美しいと思えないものを家の中に置いてはならない。」という
モリスの信条は私もよく、折に触れ思い出すのですが、
中々そういうわけにはいかない、この言葉には耳が痛い私の生活です。
要らないものであふれかえている・・・・・・

今回惹かれたものは、アカンサスの連続パターンと、モリスの二女、メイ・モリスの
ハニーサックルの図案の壁紙でした。

シンプルだけど複雑な壁紙模様に、美しさと潤い安らぎなど、感じてきました。



余談
昔、友人が横浜山手に住んでいて、横浜の山手西洋館の家を巡ったことがありました。
もう、20年くらい前だったかもしれませんが、そこで見た外交官の家の子供部屋の壁紙が
濃い緑色系であったことを覚えています。
日本人の家の壁と言えば、障子であったり、枯れた絵柄の襖というのが定番で
とてもこういう色はまねができないと思ったことを思い出しました。

その横浜、山手西洋館の家々は20世紀初頭に建てられているようですが
モリスの時代の文化様式の延長上に建てられているかもしれませんね。





 [ 2019/05/13 00:00 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)

「小原古邨 展」 へ行く

20190315小原古そん展パンフ

小原古邨 の展覧会へ出かけてきました。

こちらが明治神宮前(原宿)にある浮世絵が専門の太田美術館です。

20190313太田美術館

クリックで⇒ 太田美術館


聞くところによる話の通り、過去の有名な絵師に横並びをするような作品の数々が展示されていました。
多くは、版画でしたが、この方の作品の特徴は描いたようなぼかしが美しくて、描いた対象物を引き立てていました。
版画の出来上がる工程は、版元、絵師、彫師、摺師と分業で出来上がるわけですが、
一つの作品を完成させるのに、特にこの連係プレーを想像しました。

小原古邨という絵師の作品は近年になって作品の原板がとあるところから見つかって
最近の展覧会になったようです。(東京では初の展覧会)
明治~昭和にかけて活躍した花鳥画の絵師ということですが、今まであまり知られていなかったそうで
そんなところにも興味を持ちました。
私ももちろん全然知りませんでした。

可愛らしい動物たちの姿や、植物画もとても美しく、作品の完成度がすごいなと思いましたね。

私は「紫陽花と蜂」や「向日葵と蝶」の絵を見たかったのですが、それは前期で展示されてはいたのですが
入れ替えになっていて見ることはできず残念でした。

生きた時代の流れに左右されながら、今までの画風のしきたりや技術から発展して
新日本画的な少し自由で、おおらかな美しさが読み取れてなかなか魅力的だと思いました。

いつもは、本を増やさないという主義で、作品図録本を買うことは殆どないのですが
この日は、つい、もう一度ゆっくり楽しみたい思いで買ってしまいました。

この日、混んでいました。
この前日は、最後の学芸員の解説が2度行われましたのでもっと混雑した様子で、入場制限の張り紙が
そのままになっていましたね。

太田美術館は小さな美術館ですが原宿の駅から近く、私のところから短時間で出かけることのできる
美術館です。

次回は「没後170年記念 北斎 富士への道」展が予定されています。



 [ 2019/03/19 00:00 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)

「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」展 へ

2019020東京都美術館1

もう、一週間も経ってしまいましたが、東京都美術館で始まった「奇想の系譜展」を見てきました。
TVのあれこれで放送されると、混雑しそうな気がしたのと、
2016年に開催された伊藤若冲展が連日の混雑(45万人も見たという)で、社会現象までなってしまい
見逃しせざるを得ず残念な思いをしたので、また今回はその若冲の初公開になる絵も
あるというので、早めに見てきました。

行列はしていませんでしたが、混雑していました。
特に男の人にこの展覧会の絵は人気があるのか、比較的高齢の男性が多かったですね。

2019020東京都美術館2

美術史家、辻惟雄さんが1970年に著した著書『奇想の系譜』が、50年近くたった今も読まれていることに
美術史家の山下裕二さんが監修して展覧会が開かれたようです。

当時の美術史ではあまり評価されていなかった岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢蘆雪、
歌川国芳をとりあげ、「奇想の画家たち」として再評価をうながしたようでした。

18世紀の江戸時代、ほぼ同じ時期に活躍した豊かな想像力の絵師たちの命溢れる作品の
数々の展覧会でした。

私が見たかった伊藤若冲の襖絵も、色鮮やかで、自由で、躍動的。
古い中国の絵を模写したという、見たこともない象や鯨を描いた水墨画の屏風や
大作で精密ないのち溢れる、鮮や孔雀の絵図。
まだ若し頃の雄、雌の鶏絵図などじっくりと見せて頂きました。

近年の「江戸絵画ブーム」と言われる所以でしょうか、私たちが美術館を出るときも
ぞろぞろと入っていく人たちの波にちょっと驚きながら。

日本画は、同じルーツのせいかすんなりと感性が伝わってくるような気がしました。


次は何度見ても飽きない、北斎展を見たいと思っています。



 [ 2019/03/02 00:00 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)
旬の花時計
プロフィール

はなこ

Author:はなこ
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東京都在住
庭で咲いた花、手作りしたもの、毎日の生活のひとコマを綴ります。
自分の為の備忘録。

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