はなこの暮らし工房

ガーデニング、絵手紙、絵遊び、昔は料理が趣味だった主婦の日常生活

「ゴッホ・ゴーギャン展」

東京都美術館で開催中の「ゴッホ・ゴーギャン展」を見てきました。

20161026ゴッホゴーギャン展チケット ゴッホ作。 「ゴーギャンの椅子」

若いころからこの二人の絵は好きでした。
違うようであり・・・・・の印象です。
私が知るところのゴッホは「ひまわり」であり、耳切り事件であり、ゴーギャンと共同生活をした
短い期間でありという辺りです。
ゴーギャンといえば、タヒチの絵であり、一種独特の個性的な絵でありというところでした。

今回はこの二人の友情(どういう風に尊敬し合っていたかとか、影響しあっただろうこととか)に
焦点をあてた展覧会でした。

南仏アルルの黄色い家にて2カ月共同生活し絵描きとしての創作をしたのですが
互いの主張が合わずにゴッホの(多分ストレスが溜まって?)耳切り事件で、共同生活の
終息を迎えることになり、その後はそれぞれの自分の道を画家としうて生涯を送ったわけですが。

この友情に象徴されるのが、それぞれの絵に描かれた「椅子」です。

椅子というものはいつもこの椅子に座る人を象徴的に表していて、
明るい色の黄色い2冊の本は記憶や想像を広げて描くゴーギャンの制作アプローチを
2本のろうそくやランプは彼を詩人と称した表現をした絵になっています。

はたまた、下はゴーギャン作の「肘掛椅子のひまわり」です。

2016106ゴッホ・ゴーギャン展2

ゴーギャンがタヒチに移住し、生涯をそこで閉じたわけですが、晩年はタヒチには無かったヒマワリの種を
フランスから送ってもらい育てたヒマワリを描いたと言われています。
ゴッホのひまわりの絵を、異国で思い出していたのでしょうか。

ゴッホは37歳の若さで亡くなり、生前に売れた絵はたった1枚と言われています。(真意は定かではない)
短い間にも(画家として製作したのはほぼ10年間)沢山のひまわりの絵を描いたことは有名ですが
そのゴッホのひまわりの絵を、ゴーギャンは自分の絵と交換して自分の手元にゴッホの絵を置くことを
望んだというゴッホへの尊敬があったと推測されます。

出来事が喧嘩別れをしたようなエピソード的に伝わってきていて
共同生活を言いだしたのはゴッホの方からでしたが、個性が違い過ぎていたし
ふたりの絵画に対する考え方が、真っ向から異なっていたことは明らかでしょう。

描いた絵から画家の心情を思い図るということは、ただその絵を見ているだけでは難しいことです。
見る側にも知識と想像力をフルに生かしても、絵から読み取ることは難しいことだと思いました。

展示物はそんなに多くは無かったです。
日本の浮世絵を愛しコレクションしたといわれるゴッホの、浮世絵に影響を受けて描いたと言われる絵も
展示されていました。
今回はふたりの椅子の絵からのエピソードから、互いを影響しあい尊敬し合っていたと
結んでいましたね。

また真夏に戻ったような暑い日でしたが、混み具合は中程度でした。


お昼ご飯を済ませてから連れと分れて、私だけ日比谷公園へ寄ってみることにしました。
「2016年 日比谷公園ガーデニングショウ」が開催中でしたから、出てきたついでに
寄ってみたかったのです。



 [ 2016/10/28 00:00 ]  美術館 | TB(0) | コメント(8)
はなこさんのブログを開いた途端にゴッホの絵が目に飛び込んできました。
ビックリ!来年早々にこちらの県美で開催のものがこれで
いっとき、前売り券を買おうかと迷ったので。
そして、今回はパスしようと結論を出していました。でも、迷うな~。
いつもですが、今回もやっぱり東京から開催なんですね。

後援がオランダ大使館となっているのが「?」でした。
調べたら、ゴッホはオランダ人なんですね!
勝手にフランス人だと思っていました。
今までは二人のすれ違いは性質の違いとしか思わなかったけれど
ひょっとしたら、言葉の壁があったから
意思の疎通が難しかったのかも?と思いました。
[ 2016/10/28 21:35 ] [ 編集 ]
お早うございます
はなこさんらしく精力的に活動されて楽しまれていますね~♪
ゴッホ・ゴーギャン展は大分前に見に行った事がありますが
印象派の絵は大好きでイヤホンガイドを借りて興味深く見たら
タヒチまで行って見たくなりませんか~
↓クリームも凄い タぺストリー 赤ずきんちゃんのポーチも可愛く出来てパチパチです
2016年 日比谷公園ガーデニングブログも楽しみにしています
[ 2016/10/29 06:35 ] [ 編集 ]
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[ 2016/10/29 12:05 ] [ 編集 ]
12月18日までやってるんですね・・・行って見たいです。
ゴッホやゴーギャン展は行ったことないですが、
テレビで見て色彩など好きな絵です。
大きく描かれたヒマワリの絵を見て
はなこさんの花の絵も印象派と思いました。
それにして日本の浮世絵に影響を受けた海外の画家は多いですね。
[ 2016/10/29 16:43 ] [ 編集 ]
こんばんは
画はよくわかりませんが、
はなこさんに合った分野だと思います。
熱い思いが伝わってきます。
帰りはガーデニングショーですね。

[ 2016/10/30 19:23 ] [ 編集 ]
v-34ざくぁざさんへ
TVでコマーシャルされると混雑してしまうので、行ってきましたよ。
他の画家の絵もあったのですが、そちらもよかったです。

v-34kamomeさんへ
精力的?ですか。
庭の花が無いので、ブログネタが無いんと思います。
私もガイド無くては、観賞できません(近視もあって、説明文を読むのに大変で。)

v-34鍵コメさんへ
了解しました。どうぞ、いろいろご心配なくね。

v-34sachiさんへ
良くは分りませんが、絵は昔は、特権階級のものでしたでしょう?
教会からの依頼で描く絵師や、お金持ちのお抱えの画家とか。
印象派以降は絵を描くことは市民権を得たのでは無い?
見るのにはどの展覧会も大抵1,5時間かかりますけど、行ったついでならば
駅の前の上野の森美術館でも今、面白しろそうなのが展示しています。

v-34はるるさんへ
ただ見ると面白い、楽しいから見ているという感じかな?
TVでやるとすぐに混むからその前を狙って出かけました。

[ 2016/10/31 10:21 ] [ 編集 ]
画家の苦悩
ゴッホとゴーギャンの共同生活、とても興味深く拝見しました。
画風は全く違うようであり、お互い多くの影響力があったのでしょう。
ゴーギャンはタヒチの絵がもっとも印象的ですが、
「肘掛け椅子のひまわり」は、はじめて観るように思います。
ゴッホの絵もゴーギャンの絵も、とても慣れ親しんだ絵と思っていたのですが
はなこさんの記事を読むと、2人の苦悩をまた、絵の中で見ることができるようです。
12月までなので、行ってみたいと思いました。
[ 2016/11/01 11:47 ] [ 編集 ]
v-34Akiko.Hさんへ
ゴーギャンの肘掛椅子のひまわりって、ゴッホのひまわりとは全然違いますね。
若いころはゴッホの絵が好きだった・・・。
綺麗な絵は他にいくらでもあるけど、ユトリロなんかも好きだったかな?
何か奥のものに魅力を感じていたのかも?
ゴッホもいい時はエピソードとは違う明るいいい絵を描いたし。

ただ、芸術家ってそれで食べていける人は数ある星の内のほんのひとつやひとつの人たちなんですね。
画材も買えないで絵を描いて、生きているうちは認められず、死んでから
こうして広く世界中の人に知れるということは、ある意味、彼らはパイオニアなのだろうと思います。

ゴッホはいい絵の具を使っていない絵もあって、それは年月がたったので色変わりした(退色してしまった)
作品も1点だけ展示してありました。



[ 2016/11/01 17:24 ] [ 編集 ]
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