はなこの暮らし工房

ガーデニング、絵手紙、絵遊び、昔は料理が趣味だった主婦の日常生活

「リアルのゆくえ」 展覧会

平塚美術館(神奈川県平塚市)で開催中の「リアルのゆくえ」展へ出かけてみました。

2017030平塚美術館

こちらは鮭の絵で有名な日本絵画の先駆者、高橋由一の絵がチケットになっています。

日本近代絵画は、江戸末期~150年の現代において写実絵画の流れが生まれたようです。
作家で言えば、岸田劉生(麗子肖像)、黒田清輝、後生田義松(老母、家族の肖像)・・・・
昭和、戦前戦後では長谷川清ニ郎(猫)、高島野十郎(蝋燭)・・・
現代では犬塚勉(林の方へ、梅雨の晴れ間)、安藤正子(Light)、磯江毅(深い眠り)、水野暁の浅間山・・・・etc.

リアリズム・写実は、大正以後美術史の表舞台から一時後退したようですが
近年、細密描写による写実が再び注目を集めているようです。

初期の写実日本絵画には西洋の印象派以上の繊細な物の捉え方があると私は思うし
もっと、もっと評価されてもいいと思う。
また現代の写実には、とても絵とは思えない驚きが沢山表されて、とても感心しました。
出口付近に掛けられていた吉村芳生のコスモスや水野暁の浅間山・・・・など。

作家が、リアル(写実)とは何かを展示された絵に添えてあったのも、理解しやすくよく出来た展覧会だと思いました。

「日曜美術館」で紹介された展覧会で、その後「美の巨人」でも一部スポットが当てられたせいか
結構な人出(行列)で驚きました。

私は「日美」で放送されて「行ってみたいな・・・」と思いましたが、さらに追い打ちをかけられたのは
「美の巨人」でスポットが当てられた犬塚勉という画家に興味を持ちました。
38歳で山の遭難で没でしたが、私の市の中学校の絵の教師をしていたという経歴も・・・。
写真以上にリアルな絵で感動しましたが、この画家は描いている時の感情を絵にこめる人でした。
この若さでこれだけの絵を描く人でしたから、もしも今、生きていらしたらどんな絵を描いたかと
思うと、とても残念です。
今後もう少し、追いかけてみたいです。

この日の展覧会を一言で言うならば私にとっては、「リアルは驚き!!、リアルは素晴らしい!」と
いうことでしたね。
リアルな作品から作家の息使いまで読めるようで、ワクワクしながら
見入ってきました。
そして若い作家さんのこれからの活躍もとても楽しみですね。

6月11日まで開催中ですのでお近くの方、絵が好きな方は是非どうぞ。
平塚市は太っ腹で、平塚に住んでいる高齢者は無料で、市外在住の人は20%オフの入場料です。

また、日本の美術館では写真撮影が禁止のところが多いですが、時代に押されて今後は
解禁になって行くだろうというニュースが昨日ありました。(今回は禁止でした。)
それがいいのか悪いかは分かりませんが、スマホの普及やSNSの共有の立場から
人々が情報を共有する方向へ流れているそうです。
近い将来は・・・・

この平塚美術館は、とても素敵なんですよ。
レストランも素敵で料理もおしゃれです。
こんなテラスがあって、また館内もゆっくりとしたスペースがあり、一日、日常から離れて
素敵な絵に浸るにはとてもいいかも。

20170530平塚美術館1
20170530平塚美術館2

私のところからは1時間~程度でしたが。
平塚駅前はとても広くて、大きくてきれいな駅前ですね。







 [ 2017/05/31 06:27 ]  美術館 | TB(0) | コメント(5)
すごい!
はなこさん、凄い行動力ですね。
私も「花・Flower・華」の券を持っていて、近いうちに行かなければと
思いながら、日にちがたっています。
その間にすでに、横尾忠則展と平塚美術館と行かれていることに驚いています。
平塚美術館、とてもいい美術館だと聞いていたので行ってみたいと思っていた
ところでした。
見応えのある作品ばかりのようですね。
はなこさんは美術館にはいつもお一人で行かれるのですか。
[ 2017/05/31 10:03 ] [ 編集 ]
平塚美術館
以前 ブログで紹介されていましたね はなこさん宅の 割と近くに 素敵な美術館が有って 良いですねー。

はなこさんは 行って来ましたと言う報告だけでなく 詳細な記事が魅力ですね とても真似出来ません。
写真も上手く撮れているし 見ている方も行って来たかのような錯覚を覚える位です。

記事を読んで 改めて 画家についてや美術館についてネットで検索し 私なりに楽しませて頂いています いつも有り難うございます。
[ 2017/05/31 14:09 ] [ 編集 ]
v-254Akiko.Hさんへ
6月、最初雨になっていますね、おはようございます。
毎月ひとつを目標にしていますが、たまたま見てみたい展覧会が続いただけですよ。
美術館は大抵ひとりですね。誘われれば連れ立ちますが、自分からは誘わないことが多いと思います。
展示物とゆっくり対峙できるし(一期一会)、美術館でおしゃべりは嫌いです。
連れ立っても、「はぐれたら出口で待ってね。」と言って一人で見ますね。
このところ、ひとり行動を練習中ということもあります。
慣れたらものすごく自由で快適だっていうことが分かったのです。
行き先で迷ったり、食事を選んだりもひとりはまた、違う味わいがあります。
この歳になって「自立」と思っています。
夫は夫で大好きな趣味もありますから、付き合わすのは悪いし、自分のことを存分にやってほしいと思っていますから美術館は、夫とも一緒に行くことは無いですね。
先も短いので、自分のしたいことをやることは私達夫婦にとっては大事なことなのです。

v-254ケイコさんへ
今は便利な時代ですから、ネットで情報はたくさん取ることができますね。
私も分からないことはすぐ検索し、結構楽しんでいますよ。

ブログ記事は自分の記録と思っていますから(遺書は書かない。生きざまを残すと考えているので)
感動を忘れないうちになるべく早く、書いておいています。
それが読む人に伝わっていると思うと、嬉しいです。

ケイコさんには、いつも見て頂き感謝していますよ、ありがとうございます。
今日は夫のアッシー君をして、ついでにデパぶらしてきまーす。



[ 2017/06/01 07:03 ] [ 編集 ]
リアルのゆくえ
こんばんは。
亭主が好きそうな展覧会です。
以前、千葉のホキ美術館は、遠くて行けないと話していました。
明日の朝、亭主に話してみます。
残りの日が少ないのと、お天気が良くない日もあるので、どうなるかわかりませんけど。
[ 2017/06/05 00:34 ] [ 編集 ]
是非・・・
e-241Hana-Photoさんへ
お早うございます。
いい展覧会でしたよ。
車ならば、案外に行けるかもしれませんよ。
楽しんでください。

仕事は丁寧にやるものということも私、教えられましたよ。
[ 2017/06/05 10:34 ] [ 編集 ]
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東京都在住
庭で咲いた花、手作りしたもの、毎日の生活のひとコマを綴ります。
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