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はなこの暮らし工房

ガーデニング、絵手紙、絵遊び、昔は料理が趣味だった主婦の日常生活

「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」を観る

この記録は平成のときの日の記録です。4月24日のことだっただろうか。

201904ウイリアムモリス展1 201904ウイリアムモリス展3
チケットとパンフ。

昔からウィリアム.モリスが好きで、今回も展覧会があるというので楽しみにしていましたので
出かけてみました。
多分モリスの展覧会を見るのは3回目です。

ウイリアムモリス展4

19世紀前は、こんな美しい壁紙は市民の家には手の届かぬものでしたが
19世紀後半になり、産業革命後、中産階級の生活にも段々と潤いを見せるようになりました。
が、大部分は大邸宅用の壁紙で、タイルなどもこのころから多く作られるようになったようです。

201904ウイリアムモリス展2

モリスは、自宅の庭に咲くひなげし、なでしこ、バラ、キク、アカンサス、ブラックベリー、などを
幾何学模様にしたり、柳の枝さえも美しい壁紙の柄に作り上げました。

「部屋に何を置くにしても、まず、壁紙をどうするか考えよ。
壁こそが本当の住まいにするからだ。」と、言いました。
そこのところはとても西洋的なのですが、19世紀の西欧にインパクトを与えた”ジャポニズム”の
影響も大きくあったようです。

「家の中は、美しくなくてはならない。
役に立つかわからないもの、あるいは、美しいと思えないものを家の中に置いてはならない。」という
モリスの信条は私もよく、折に触れ思い出すのですが、
中々そういうわけにはいかない、この言葉には耳が痛い私の生活です。
要らないものであふれかえている・・・・・・

今回惹かれたものは、アカンサスの連続パターンと、モリスの二女、メイ・モリスの
ハニーサックルの図案の壁紙でした。

シンプルだけど複雑な壁紙模様に、美しさと潤い安らぎなど、感じてきました。



余談
昔、友人が横浜山手に住んでいて、横浜の山手西洋館の家を巡ったことがありました。
もう、20年くらい前だったかもしれませんが、そこで見た外交官の家の子供部屋の壁紙が
濃い緑色系であったことを覚えています。
日本人の家の壁と言えば、障子であったり、枯れた絵柄の襖というのが定番で
とてもこういう色はまねができないと思ったことを思い出しました。

その横浜、山手西洋館の家々は20世紀初頭に建てられているようですが
モリスの時代の文化様式の延長上に建てられているかもしれませんね。





 [ 2019/05/13 00:00 ]  美術館 | TB(0) | CM(-)
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Author:はなこ
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東京都在住
庭で咲いた花、手作りしたもの、毎日の生活のひとコマを綴ります。
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