4日目、いよい北京です。
今日の予定は天安門広場、世界遺産の故宮博物院、万里の長城です。
上海が中国の金融の中心地とすれば、北京は中国の政治の中心都市といえるでしょう。
北京はお天気もよろしかったのですが気温32度あっても上海とは違いカラッとしていましたので、
暑さがさほど厳しいとは思いませんでした。
抜けるような日差しがそれはそれはそれは明るく、日本ではちょっとこんな感じは無いと思いガイドの
新ちゃんに聞いて見ると
上海のように海岸から近くないこと、北京オリンピックの時に工場は中心から追いやられて遠くに
移動させられたこと、CO2の規制が厳しくなったことなどのせいということでした。
朝早く、北京の人々が学校や仕事に通う頃、天安門へ

天安門

世界遺産・故宮(紫禁城)の正門であった門であり、楼上で毛沢東が中華人民共和国の建国宣言を行い
中華人民共和国の国章にもその姿が描かれるなど、中華人民共和国の象徴のひとつとされている。
手前は広~い広場になっていて、ここで20年前中国の民主化を求めて学生達がデモを行った場所
である。
中国民主化建国の父の毛沢東おじさんの写真が掲げられている。
中国のお金の単位は"元”ですが、中国のお札はすべてこの毛沢東さんの写真が刷れれているという。
この天安門の奥が、かつて紫禁城と呼ばれ映画ラストエンペラーの舞台でもある豪壮な
歴史的建造物群の世界遺産故宮博物院がある。
明、清朝の時代(15C~)に皇帝らが朝政を処理し居住した皇宮であります。
24名の皇帝がここで政治を司ったとされ、回りは人工の護城河に包まれている。
その中心部を見学しました。

故宮博物院

皇帝が故宮に入るときに使った橋 橋の欄干の飾り物には龍が模様にされている。

身分の低い官僚は別の橋から入り、そちらの橋の欄干模様は蓮の花の模様がほどこされています。
龍は皇帝の象徴でもあります。



足元の敷石までこんな丁寧に作られていました。まるでカーペットの模様のよう・・何種類かありました。

囲いの周りの塀の上にこんな飾り。

この後
2008年北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」の外観をこちら側から見学し

お昼ごはんは飲茶料理(この旅で一番美味しかったかもしれない)

旅も終盤、いよいよ

万里の長城(世界遺産)へ
万里の長城は、清の始皇帝が北の異民族に備えるために長城を建設していたとされる。
長さ6000キロ(最近の調査では8000キロとも)と言われます。
5700箇所ののろし台(見晴台)があるとされます。
今は中腹までロープウエイで上がります。 ↓ロープウエイ入り口

ロープウエイの箱から 見えてきました・・・

自然と調和して、建築美を感じます。

ロープウエイをおりてから足で登ります。
階段の高さは結構高く、両側には手すりがついていますが・・・き・つ・い・・・・

上の方からは見晴らしよく、万里の長城のスケールの大きさを感じます。


↑中国の地方から来たおばちゃん「きついねー」を言葉無くとも共感。
このツアー12名の最高年齢の方は81歳とか・・・一緒に登りましたよ、元気、元気。
この後も工芸店へ(ヒスイを扱う店・・・)
そして最後の晩餐・北京ダックを。美味しかったわ・・・

最後の晩は、京劇と足ツボマッサージのオプション。
私たちは、もちろん・・・・・でした。
中国のタクシーに乗りました。
狭い道路(車線一本の2車線幅道路)を、スピードを出して走り、すきあらば割り込む。
ウインカーも出さずくねくねと走り、座席の下はなにか平らなゴムの板のようなものがぱたぱたと
道路に打ち付けるような音を立て走り、とっても安心して乗っていられない。
そうかここは、中国。
5日目、早朝北京空港から3時間半で成田へ・・・帰国です。

5日間一緒だったツアーの皆さま、お世話になりました。
いろいろ勉強にもなりました。何年かぶんのストレス解消もしました。
なんといっても、美味しいものも食べ楽しい旅行で最高でした。
撮った写真は約300枚、ここに乗せたのは5分の1でした。
さてさて、明日からは、また貧乏暇無しの暮しがはじまります。
頑張りましょ・・・・・
次の、タイかべトナムまで。
ありがとう、中国! GOOD LUCK !!
面白いのは 塀の上で のたくってる龍。
さすが、はなこさんのカメラショット、塀の上だけにお目が高い!(座布団ちょうだい)
万里の長城は 天気がよくて眺めも最高だったでしょう。
でも ほんときつそう。
主人が昔、行ったことあるのですが 根性無しの私には無理かもな~、だって。
足ツボマッサ-ジって痛くなかったですか?